フリーをひきつける会話術を
フリーで来店されたお客様に、あなたを選んでもらう、つまり場内指名を取るための方法が本日のテーマです。
お客様は、お酒を飲みながら女性との会話を楽しみに来ています。ですので、まずはその場を楽しんでもらうための会話術を身につけなければなりません。
お客様との信頼関係を作る
最初から指名狙いでガツガツした接客をするのはNGです。目的が露骨すぎるとお客様が引いてしまったり、あからさまな営業トークで白けさせてしまっては、逆効果となってしまいます。
まずは指名のことは脇に置いて、来店してくれたお客様を楽しませるよう心がけましょう。それがサービス業です。
お客様が話をしている間はきちんと目を見る、頷いたり相槌を打ったりしながら聞く、というのはあらゆる会話術の基本です。
話を真剣に聞いてくれるキャストに対しては、「自分に興味を持ってくれている」「きちんと話を聞いてくれている」とお客様が信頼し、心を開いてくれます。
まずは信頼関係をきっちり築くことが場内指名への第一歩です。
マニュアルトークはしない
席についたら、色々とお客様の情報を聞き出していきますが、「このお店は初めてですか?」はいいとして、「こういうお店はよく来られるんですか?」「お仕事は何をされているんですか?」という質問を最初の方でするのは、やめておいた方がいいでしょう。
ありきたりすぎなトークはお客様からも面白くないです。そういうトークをしてしまうと、「あの子は俺に興味を持っていないんだな」、つまらない女だと思われてしまうからです。
自分がもしされてみたら…と考えてみてください。楽しくないですよね。テンプレート通りの質問をされたら、マニュアル通りだな、と感じませんか?
そうではなく、「初対面で失礼ですけど、俳優の○○に似ているって言われません?」
と言ってみたら、お客様はドキッとするのと同時に、自分の印象をよく見てくれている、と感じますよね。
「初めて言われた…(けどまんざらでもない)」となっても、「正直ちょっと微妙かも…笑」となっても、話題は膨らみますし、その人の印象も強く残ります。マイナスの要素はほぼありません。
初めてのお客様には、席についた直後の「ツカミ」が大切なので、出来るだけ工夫を凝らしましょう。